KOUEI OMORIのパース滞在記

Bリーグとオーストラリア・NBL(National Basketball League)とのパートナーシップにより、5月からオーストラリア・パースでの活動に挑んでいる大森康瑛選手。
海外でのトレーニングや新しいバスケ文化の中で、彼が感じ、学び、戦っていること——
現地からクラブに届く“リアルなレポート”の一部を、ファンのみなさんにも特別に公開します!
渡航後の姿を想像しながら、ぜひご覧ください!
WEEK 1
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 1
2025.05.23

最初の一週間は自炊や早朝の練習など慣れない環境でしたが、それでも、怪我なく、大きなトラブルもなく無事に終えることができました。
一週間の間で、様々なチームの様々なレベル感で練習したので、所属ごとに感想をまとめます。
(練習スケジュール 内容)
Perth Wildcats Academy
月 火 木 朝 6:00-08:00
月曜日は筋トレで、火曜日と木曜日は通常に練習。レベル感はU20に比べると高く、18歳前後の選手が中心だが、NBLoneに出ている選手もおり、身体能力も高め、練習はトランジション練習やスクリメージが中心で、オフェンスの決まり事は少ない印象。
トランジション3ポイントや速攻や、カッティングなどが新鮮でいい学びになっています。
一方でフィジカルはあまり強くなく、ディフェンスではかなりプレッシャーをかけることで、ボールを奪うこともできます。但し、アカデミーの公式戦には僕は出場できないらしく、非公式の練習試合には出場できるかもということなので、今後の試合機会に期待です。
U20 Warwick Senators
木 日(試合ない時のみ)2hour
レベルは一番低く、今年18歳になる歳の選手が主に中心となっているDivision2に配属されている。 Division1は今年19歳になる選手が中心らしいが、チームに空きがないらしく、まだ移動できていない。 練習は週一で、コーチはNBLOneの選手が兼任している。フィジカルもスピードも強度は高くないので、シュートセレクションや、ゲームの中でのシュート確率の向上を意識して参加しています。
Warwick Senators
火 木 18:00-20:30
18時から自主的にトレーニングがあり、19時ごろチーム練習が開始します。レベルは一番高いです。それでも、ディフェンスやオフェンスに決まり事は少なく、すぐにチーム練習に参加はできそうですが、シーズン途中に加え、リーグ首位であることもあって、最初の練習はあまり参加できず、2回目の練習はコミュニケーションをとって、かなり参加できるようになりました。シュート確率はまだまだですが、ある程度のインパクトは残せそうな感触です。ディフェンスはトップチームでも通用するので、積極的にアピールしていきたいと思っています。
今後に関しては、まずは、試合に出ることが重要と考えています。なるべく早く、Dリーグの試合に出て、NBL1のベンチにエントリーし、そして試合にも出て、結果を残すことが大事。そのために、Wildcatsと Warwickの体育館が使える時はシューティングなどもできるだけ行っていき、SCコーチともコネクションができたので、個別でトレーニングの回数も増やしてもらい、フィジカル強化にも努めていきたい。
一週間の間で、様々なチームの様々なレベル感で練習したので、所属ごとに感想をまとめます。
(練習スケジュール 内容)
Perth Wildcats Academy
月 火 木 朝 6:00-08:00
月曜日は筋トレで、火曜日と木曜日は通常に練習。レベル感はU20に比べると高く、18歳前後の選手が中心だが、NBLoneに出ている選手もおり、身体能力も高め、練習はトランジション練習やスクリメージが中心で、オフェンスの決まり事は少ない印象。
トランジション3ポイントや速攻や、カッティングなどが新鮮でいい学びになっています。
一方でフィジカルはあまり強くなく、ディフェンスではかなりプレッシャーをかけることで、ボールを奪うこともできます。但し、アカデミーの公式戦には僕は出場できないらしく、非公式の練習試合には出場できるかもということなので、今後の試合機会に期待です。
U20 Warwick Senators
木 日(試合ない時のみ)2hour
レベルは一番低く、今年18歳になる歳の選手が主に中心となっているDivision2に配属されている。 Division1は今年19歳になる選手が中心らしいが、チームに空きがないらしく、まだ移動できていない。 練習は週一で、コーチはNBLOneの選手が兼任している。フィジカルもスピードも強度は高くないので、シュートセレクションや、ゲームの中でのシュート確率の向上を意識して参加しています。
Warwick Senators
火 木 18:00-20:30
18時から自主的にトレーニングがあり、19時ごろチーム練習が開始します。レベルは一番高いです。それでも、ディフェンスやオフェンスに決まり事は少なく、すぐにチーム練習に参加はできそうですが、シーズン途中に加え、リーグ首位であることもあって、最初の練習はあまり参加できず、2回目の練習はコミュニケーションをとって、かなり参加できるようになりました。シュート確率はまだまだですが、ある程度のインパクトは残せそうな感触です。ディフェンスはトップチームでも通用するので、積極的にアピールしていきたいと思っています。
今後に関しては、まずは、試合に出ることが重要と考えています。なるべく早く、Dリーグの試合に出て、NBL1のベンチにエントリーし、そして試合にも出て、結果を残すことが大事。そのために、Wildcatsと Warwickの体育館が使える時はシューティングなどもできるだけ行っていき、SCコーチともコネクションができたので、個別でトレーニングの回数も増やしてもらい、フィジカル強化にも努めていきたい。
WEEK 2
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 2
2025.06.03

来週は初めての試合なので試合に向けてコンディションをあげていきたいと思っています。
今週は基本的には先週と同じ練習日程でした。トップチームのスクリメージは、自分から声を掛けて入って行かないと出番がない仕組みなのですが、今週は参加する時間がかなり増えて、オフェンスやディフェンスでも積極的にプレイすることが増えました。
また、もう一つの収穫は毎週3回のトレーニング機会を確保するようにコーチと相談できたことです。月水金に毎週筋トレができ、筋力や体重なども毎回測るので、進歩できるように頑張っていきます。
今週は基本的には先週と同じ練習日程でした。トップチームのスクリメージは、自分から声を掛けて入って行かないと出番がない仕組みなのですが、今週は参加する時間がかなり増えて、オフェンスやディフェンスでも積極的にプレイすることが増えました。
また、もう一つの収穫は毎週3回のトレーニング機会を確保するようにコーチと相談できたことです。月水金に毎週筋トレができ、筋力や体重なども毎回測るので、進歩できるように頑張っていきます。
WEEK 3
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 3
2025.06.10

今週から、U20の練習が一回増え、火曜日と木曜日の週2回が加わったことで、火曜日と木曜日が三部練になりました。
練習機会の面では、今週も先週に引き続き、週に3回の筋トレを行うことができ、ジャンプ力測定でも先週から数値が向上したことはよかった点です。
今週は、渡航後初めての試合となりましたが、前半は久しぶりの試合で固く、オフェンスとディフェンスともにもっとやれた感の否めない結果でした。試合の後半は少し落ち着きを取り戻せて、得点にも絡むことができました。試合動画をまだもらえていないので、正確なスタッツや出場時間は分かりませんが、8分程度の出場で4得点3リバウンド3ファウルでした。
まだまだ改善の余地はあり、もっと活躍することができると思うので、6月中にしっかりと結果を残して、7月までにトップチームに上がりたいと思います。
今週は、6/14(土)にDリーグの試合に出場予定ですので、前回から改善した内容で結果を残したい。
練習機会の面では、今週も先週に引き続き、週に3回の筋トレを行うことができ、ジャンプ力測定でも先週から数値が向上したことはよかった点です。
今週は、渡航後初めての試合となりましたが、前半は久しぶりの試合で固く、オフェンスとディフェンスともにもっとやれた感の否めない結果でした。試合の後半は少し落ち着きを取り戻せて、得点にも絡むことができました。試合動画をまだもらえていないので、正確なスタッツや出場時間は分かりませんが、8分程度の出場で4得点3リバウンド3ファウルでした。
まだまだ改善の余地はあり、もっと活躍することができると思うので、6月中にしっかりと結果を残して、7月までにトップチームに上がりたいと思います。
今週は、6/14(土)にDリーグの試合に出場予定ですので、前回から改善した内容で結果を残したい。
WEEK 4
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 4
2025.06.17

こちらにきてからちょうど1ヶ月が経過しました。
バスケの面では、練習のスケジュールが比較的ルーティン化しました。最初の週に比べれば、練習やトレーニングの回数も倍以上になり、練習環境はかなり改善したと思います。週末には、オーストラリア2試合目の試合かつ、初めてのロードトリップ(片道600kmをみんなでバスで移動)があり、そこも含めてとても刺激的な週でした。
試合の内容としては、まだ試合動画が共有されていないので詳細に振り返りはできないのですが、初試合と比べると格段によくなり、出場時間も倍ほどになり、オフェンスやディフェンス面でもかなり結果が残せたと思います。
7時間以上の長時間のバス移動は新鮮ではあるものの疲労が溜まりましたが、ある程度の結果が出せてよかったです。
バスケ以外の生活面でもかなりこちらでの暮らしに慣れてきて、少し外食をしたり、買い物に行ったりすることができました。
現在の課題としては、Warwick Senatorsの練習について、今まで数人いた怪我人が復帰して人数が増えてきたこともあり、なかなか練習機会が少なく、アピールの機会が少ないことがあります。
これに関しては、できるだけチームメイトとコミュニケーションをとって交代してくれるように頼む声かけを増やすのと同時に、試合でしっかりと結果を出して、チームメイトとコーチに認めてもらうことが重要であると考えています。
バスケの面では、練習のスケジュールが比較的ルーティン化しました。最初の週に比べれば、練習やトレーニングの回数も倍以上になり、練習環境はかなり改善したと思います。週末には、オーストラリア2試合目の試合かつ、初めてのロードトリップ(片道600kmをみんなでバスで移動)があり、そこも含めてとても刺激的な週でした。
試合の内容としては、まだ試合動画が共有されていないので詳細に振り返りはできないのですが、初試合と比べると格段によくなり、出場時間も倍ほどになり、オフェンスやディフェンス面でもかなり結果が残せたと思います。
7時間以上の長時間のバス移動は新鮮ではあるものの疲労が溜まりましたが、ある程度の結果が出せてよかったです。
バスケ以外の生活面でもかなりこちらでの暮らしに慣れてきて、少し外食をしたり、買い物に行ったりすることができました。
現在の課題としては、Warwick Senatorsの練習について、今まで数人いた怪我人が復帰して人数が増えてきたこともあり、なかなか練習機会が少なく、アピールの機会が少ないことがあります。
これに関しては、できるだけチームメイトとコミュニケーションをとって交代してくれるように頼む声かけを増やすのと同時に、試合でしっかりと結果を出して、チームメイトとコーチに認めてもらうことが重要であると考えています。
WEEK 5
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 5
2025.06.24

今週も先週と練習日程はあまり変わらず、金曜日にワークアウトを追加で一回行いました。
体の調子は膝も含めてなかなかよかったのですが、週末の試合はチームとしても個人としても悪い結果となってしまいました。
試合内容としては前半から少しずつ出場したものの、なかなかボールに触れる機会がありませんでした。試合が接戦になったこともあり、個人としてもシュート一本のみの無得点で、チームも負けてしまいました。
パスが来ない状況でも前回はまだ少ないチャンスを掴めたのですが、今回は更にチャンスが少なく、他のメンバーも昇格を狙う立場の中ではなかなか難しい状況です。
日頃の練習からのコミュニケーションや信頼の部分で頑張っているつもりではありますが、まだまだなのかと思い、とても悔しい気持ちでした。
現在Dleagueチームは9位で、8位までがプレーオフに行けるため、残り3試合を一つでも落とした場合、かなりプレーオフ出場が厳しくなります。
体の調子は膝も含めてなかなかよかったのですが、週末の試合はチームとしても個人としても悪い結果となってしまいました。
試合内容としては前半から少しずつ出場したものの、なかなかボールに触れる機会がありませんでした。試合が接戦になったこともあり、個人としてもシュート一本のみの無得点で、チームも負けてしまいました。
パスが来ない状況でも前回はまだ少ないチャンスを掴めたのですが、今回は更にチャンスが少なく、他のメンバーも昇格を狙う立場の中ではなかなか難しい状況です。
日頃の練習からのコミュニケーションや信頼の部分で頑張っているつもりではありますが、まだまだなのかと思い、とても悔しい気持ちでした。
現在Dleagueチームは9位で、8位までがプレーオフに行けるため、残り3試合を一つでも落とした場合、かなりプレーオフ出場が厳しくなります。
WEEK 6
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 6
2025.07.01

今週も先週から引き続き、週3回のトレーニングと週6回の練習、週3回のワークアウトをこなしました。
週末にはアウェーで試合があり、プレーオフ進出に向けての重要な一線を延長戦の末勝ち切ることができました。
個人としても、誕生日当日の試合で、得点やディフェンスである程度チームの勝利に貢献することができ、ミドルシュートを何本か決められたことは一つの収穫でした。
課題としてはスリーのアテンプトがなかったことなので、さらにスリーも積極的に打って結果を出したいと思います。
コート外では、誕生日に両親がPerthまできてくれたため、週末や練習後に、僕自身ほとんど初めてのPerth観光をすることができ、いいリフレッシュになりました。
Dリーグのレギュラーシーズンは残り2試合となり、プレーオフ進出に向けて負けられない試合が続くので、チームとしても個人としても良い結果が残せるように引き続き頑張っていきたいと思います。
週末にはアウェーで試合があり、プレーオフ進出に向けての重要な一線を延長戦の末勝ち切ることができました。
個人としても、誕生日当日の試合で、得点やディフェンスである程度チームの勝利に貢献することができ、ミドルシュートを何本か決められたことは一つの収穫でした。
課題としてはスリーのアテンプトがなかったことなので、さらにスリーも積極的に打って結果を出したいと思います。
コート外では、誕生日に両親がPerthまできてくれたため、週末や練習後に、僕自身ほとんど初めてのPerth観光をすることができ、いいリフレッシュになりました。
Dリーグのレギュラーシーズンは残り2試合となり、プレーオフ進出に向けて負けられない試合が続くので、チームとしても個人としても良い結果が残せるように引き続き頑張っていきたいと思います。
WEEK 7
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 7
2025.07.07

今週も先週と同様のスケジュールでしたが、いくつか変化がありました。
まず一つ目は、普段ワークアウトをしてくださっている方の紹介で、水曜日に社会人リーグの試合に出場する機会をいただけたことです。試合のレベル自体はそれほど高くはありませんでしたが、その日はチームに5人しかおらず、長時間プレーすることができました。ワークアウトで学んだことを試合の中で実践でき、特に流れの中でのシュート練習として非常に良い機会となりました。
二つ目は、先週からトップチームの練習時間が約1時間に短縮されていましたが、今週からはDリーグに出場する選手を対象に、練習後に追加のスクリメージなどが行われるようになった点です。 そのおかげで、先週に比べて練習量・ゲーム形式の質の高い練習機会ともに増やすことができた点は、今週の大きな収穫です。
週末の試合は、先週に続きプレーオフ進出に向けて負けられない重要な一戦でした。前半は自分たちのバスケットを展開できず、5点ビハインドで折り返しましたが、ハーフタイムで気持ちを切り替え、後半はスタートとして出場し、9得点で、28-5のランに貢献することができました。来週が最終戦となりますが、勝利は必須で、かつ最終順位は他チームの結果にも左右されるため、最後まで気を抜かずにチームの一員として臨みます。
まず一つ目は、普段ワークアウトをしてくださっている方の紹介で、水曜日に社会人リーグの試合に出場する機会をいただけたことです。試合のレベル自体はそれほど高くはありませんでしたが、その日はチームに5人しかおらず、長時間プレーすることができました。ワークアウトで学んだことを試合の中で実践でき、特に流れの中でのシュート練習として非常に良い機会となりました。
二つ目は、先週からトップチームの練習時間が約1時間に短縮されていましたが、今週からはDリーグに出場する選手を対象に、練習後に追加のスクリメージなどが行われるようになった点です。 そのおかげで、先週に比べて練習量・ゲーム形式の質の高い練習機会ともに増やすことができた点は、今週の大きな収穫です。
週末の試合は、先週に続きプレーオフ進出に向けて負けられない重要な一戦でした。前半は自分たちのバスケットを展開できず、5点ビハインドで折り返しましたが、ハーフタイムで気持ちを切り替え、後半はスタートとして出場し、9得点で、28-5のランに貢献することができました。来週が最終戦となりますが、勝利は必須で、かつ最終順位は他チームの結果にも左右されるため、最後まで気を抜かずにチームの一員として臨みます。
WEEK 8
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 8
2025.07.16

練習およびトレーニングは、先週に引き続き順調に取り組むことができました。以下、今週行われた2試合について振り返ります。
7月9日(水) 社会人リーグゲーム
今週の水曜日は、社会人リーグの首位チームとの対戦でした。相手は30代半ばを中心としたチームですが、2m級の選手が2人、さらにNBL1でもプレーしているガードが3人いるかなり強力な構成でした。
常にゾーンディフェンスを仕掛けられたことに加え、オフェンスリバウンドを多く許してしまったことが響き、69-84で敗戦となりました。
個人的には、相手のゾーンに対して3ポイントを4本決めることができた点が収穫でした。
出場時間:25分00秒
成績:20得点、8リバウンド
7月13日(日) レギュラーシーズン最終戦
この試合は、勝利しなければプレーオフ進出がかなわない非常に重要な一戦でした。
朝10時開始ということもあり、立ち上がりは相手に10-2のランを許す苦しい展開となりました。前半は相手のゾーンディフェンスに苦戦し、5点ビハインドで終了。しかし後半は、トランジションや3ポイントから得点を重ね、104-93で逆転勝利を収めました。
個人的には、前週の手応えから強い意気込みで臨んでいましたが、今週は指揮官が異なっていた影響もあり、前半の出場は約3分、後半も第4ピリオドの終盤のみの出場にとどまりました。
コーチに理由を尋ねましたが、「特に問題はなく、君はうまくやっている」とのことで、自分自身としては不完全燃焼な試合となりました。
とは言え、出場している時間に関しては、ボールがあまり回ってこない分を、オフェンスリバウンド、合わせのカット、ルーズボールで自らチャンスメイクしようと心掛けていたので、少ないプレイタイムの中でも前半の得点に結びついた点は良かったと思います。
また、試合終盤に、ルーズボールの際に、相手のビッグマンと衝突し、頭を打ったので、病院に行くことになりました。脳震盪ではないという診断ではありましたが、日本のリーグ、チームの皆さんとも相談して、Bリーグのプロトコルに沿ってリハビリすることになりました。早くプレイしたいですが、焦らずにプロトコル遂行に専念します。
出場時間:5分37秒
成績:3得点、1リバウンド、1スティール
7月9日(水) 社会人リーグゲーム
今週の水曜日は、社会人リーグの首位チームとの対戦でした。相手は30代半ばを中心としたチームですが、2m級の選手が2人、さらにNBL1でもプレーしているガードが3人いるかなり強力な構成でした。
常にゾーンディフェンスを仕掛けられたことに加え、オフェンスリバウンドを多く許してしまったことが響き、69-84で敗戦となりました。
個人的には、相手のゾーンに対して3ポイントを4本決めることができた点が収穫でした。
出場時間:25分00秒
成績:20得点、8リバウンド
7月13日(日) レギュラーシーズン最終戦
この試合は、勝利しなければプレーオフ進出がかなわない非常に重要な一戦でした。
朝10時開始ということもあり、立ち上がりは相手に10-2のランを許す苦しい展開となりました。前半は相手のゾーンディフェンスに苦戦し、5点ビハインドで終了。しかし後半は、トランジションや3ポイントから得点を重ね、104-93で逆転勝利を収めました。
個人的には、前週の手応えから強い意気込みで臨んでいましたが、今週は指揮官が異なっていた影響もあり、前半の出場は約3分、後半も第4ピリオドの終盤のみの出場にとどまりました。
コーチに理由を尋ねましたが、「特に問題はなく、君はうまくやっている」とのことで、自分自身としては不完全燃焼な試合となりました。
とは言え、出場している時間に関しては、ボールがあまり回ってこない分を、オフェンスリバウンド、合わせのカット、ルーズボールで自らチャンスメイクしようと心掛けていたので、少ないプレイタイムの中でも前半の得点に結びついた点は良かったと思います。
また、試合終盤に、ルーズボールの際に、相手のビッグマンと衝突し、頭を打ったので、病院に行くことになりました。脳震盪ではないという診断ではありましたが、日本のリーグ、チームの皆さんとも相談して、Bリーグのプロトコルに沿ってリハビリすることになりました。早くプレイしたいですが、焦らずにプロトコル遂行に専念します。
出場時間:5分37秒
成績:3得点、1リバウンド、1スティール
WEEK 9
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 9
2025.07.22

今週はプレーオフの初戦でした。
プレーオフに向けてやる気満々だったのですが、シーズン全15試合のうち、僕はシーズン途中からの参加のため、出場できたのは6試合で、規定の8試合出場条件を満たせなかったため、プレーオフに出ることはできないということが判明しました。正直かなり残念だったのですが、先々週のシーズン最終戦が最後の出場試合となりました。
試合は第4クォーターまで相手にリードを許し、非常に苦しい展開が続きましたが、終盤に連続で3ポイントシュートが決まり、逆転勝利を収めることができました。
プロトコル完了したばかりでもあり、トレーナー陣とも相談して段階的に運動を再開しました。日曜日には競技復帰の許可が下り、来週からフル練習に合流できることになりました。
1週間チーム練習できなかった悔しさもあるので、プレイオフには出れないものの、来週からはより一層モチベーション高く取り組みます。
プレーオフに向けてやる気満々だったのですが、シーズン全15試合のうち、僕はシーズン途中からの参加のため、出場できたのは6試合で、規定の8試合出場条件を満たせなかったため、プレーオフに出ることはできないということが判明しました。正直かなり残念だったのですが、先々週のシーズン最終戦が最後の出場試合となりました。
試合は第4クォーターまで相手にリードを許し、非常に苦しい展開が続きましたが、終盤に連続で3ポイントシュートが決まり、逆転勝利を収めることができました。
プロトコル完了したばかりでもあり、トレーナー陣とも相談して段階的に運動を再開しました。日曜日には競技復帰の許可が下り、来週からフル練習に合流できることになりました。
1週間チーム練習できなかった悔しさもあるので、プレイオフには出れないものの、来週からはより一層モチベーション高く取り組みます。
WEEK 10
KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 10
2025.07.30

今週は、先週のブランクを取り戻すべく、強い気持ちで練習に臨みました。
トップチームとAcademyの両方の練習に加え、週3回のワークアウトではハンドリング、ドライブ後の判断、高身長の相手に対するゴール下でのフィニッシュに重点を置いて取り組みました。
その成果もあり、練習中の3ポイントシュートは、打つ本数とともに成功確率も向上。ドライブからのパスか自分でフィニッシュに行くかの判断も改善され、2週間前と比べて確実に成長を実感できました。
残念ながら僕はプレーオフには出れないものの、それでも、チームはセミファイナルで勝利し、来週の決勝戦に駒を進めることができました。
チームの雰囲気も非常に良く、決勝戦に向けて士気は高まっていますので、チームの一員として、練習、試合帯同に全力で臨みたいと思います。
トップチームとAcademyの両方の練習に加え、週3回のワークアウトではハンドリング、ドライブ後の判断、高身長の相手に対するゴール下でのフィニッシュに重点を置いて取り組みました。
その成果もあり、練習中の3ポイントシュートは、打つ本数とともに成功確率も向上。ドライブからのパスか自分でフィニッシュに行くかの判断も改善され、2週間前と比べて確実に成長を実感できました。
残念ながら僕はプレーオフには出れないものの、それでも、チームはセミファイナルで勝利し、来週の決勝戦に駒を進めることができました。
チームの雰囲気も非常に良く、決勝戦に向けて士気は高まっていますので、チームの一員として、練習、試合帯同に全力で臨みたいと思います。
滞在期まとめ

約3ヶ月のPerth滞在を終え、8/9に帰国しました。
送り出してくれたリーグ、チームの皆さんはもちろんですが、シーズン途中から受け入れて下さったPerth wildcats 、warwick senatorsの皆さん、練習外でも沢山サポートしてくれたワイルドキャッツアカデミーのストレングスコーチのアダムさんとそのご家族など、たくさんの方々に支えられて、無事、そしてとても有意義な3ヶ月を過ごすことができました。ありがとうございました。
バスケに関しては、多くのものを得て成長が実感できました。
まず、試合については、練習でも沢山試合形式の練習が出来ましたし、やはり緊張感のあるリーグ戦の試合でプレイ出来たのは貴重な経験でした。 個人的に良かった試合、うまく行かなかった試合がありましたが、ビデオで復習することで全てを自分の糧にすることが出来たと思います。
プレイタイムの獲得、さらに、獲得してもそう簡単にはパスも貰えない環境の中、数少ないチャンスをモノにすることの大切さを痛感し、プレイだけではなくコミュニケーションも含めて色々考えて試行錯誤したことを成果に繋げていけたことは自信になりました。
オーストラリアのバスケは、オフェンス重視でスリーの精度がとにかく高いので、ディフェンスで頑張って差別化をはかりつつ、オフェンスは同レベルに追いつくべく、スリーの精度や味方に合わせる動きのタイミングのレベルアップ、ドライブやスリーの判断の精度向上を意識して臨み、3ヶ月前に比べるとかなり向上できたと思います。
生活面に関しては、わからないことだらけでしたが、全体的には楽しめました。
一番成長したのは、料理のスキルだと思います。以前はほとんど料理はしたことありませんでしたが、自炊するしかない環境でトライしている間に、こだわりも出てきて、かなり上達しました。
時間ある時には、3時間かけて、フルコースに挑戦(一品作って食べて、一品作って食べて、の繰り返し)してみたり、薄切り肉を重ねてとんかつ作ってみたり(厚切りのとんかつ肉が売っていないので)、色々挑戦してみました。
3ヶ月海外生活、しかも毎日バスケ漬け、という貴重な経験は、バスケ、僕自身の成長にとても大きく影響を与えたものとなりました。
その間にも、SNS等で応援して頂いたファミリーの皆様にも感謝しています。気持ちが落ち込む時期もありましたが、応援の声はとても励みになりました。本当にありがとうございました。
今は既に、サンロッカーズでの次のシーズンに向けて、この経験を活かして、チャレンジする気持ちになっています。
今年は少しずつでもプレイタイムを獲得して、より応援して頂ける選手になれるように頑張ります。
引き続き応援よろしくお願いします。
送り出してくれたリーグ、チームの皆さんはもちろんですが、シーズン途中から受け入れて下さったPerth wildcats 、warwick senatorsの皆さん、練習外でも沢山サポートしてくれたワイルドキャッツアカデミーのストレングスコーチのアダムさんとそのご家族など、たくさんの方々に支えられて、無事、そしてとても有意義な3ヶ月を過ごすことができました。ありがとうございました。
バスケに関しては、多くのものを得て成長が実感できました。
まず、試合については、練習でも沢山試合形式の練習が出来ましたし、やはり緊張感のあるリーグ戦の試合でプレイ出来たのは貴重な経験でした。 個人的に良かった試合、うまく行かなかった試合がありましたが、ビデオで復習することで全てを自分の糧にすることが出来たと思います。
プレイタイムの獲得、さらに、獲得してもそう簡単にはパスも貰えない環境の中、数少ないチャンスをモノにすることの大切さを痛感し、プレイだけではなくコミュニケーションも含めて色々考えて試行錯誤したことを成果に繋げていけたことは自信になりました。
オーストラリアのバスケは、オフェンス重視でスリーの精度がとにかく高いので、ディフェンスで頑張って差別化をはかりつつ、オフェンスは同レベルに追いつくべく、スリーの精度や味方に合わせる動きのタイミングのレベルアップ、ドライブやスリーの判断の精度向上を意識して臨み、3ヶ月前に比べるとかなり向上できたと思います。
生活面に関しては、わからないことだらけでしたが、全体的には楽しめました。
一番成長したのは、料理のスキルだと思います。以前はほとんど料理はしたことありませんでしたが、自炊するしかない環境でトライしている間に、こだわりも出てきて、かなり上達しました。
時間ある時には、3時間かけて、フルコースに挑戦(一品作って食べて、一品作って食べて、の繰り返し)してみたり、薄切り肉を重ねてとんかつ作ってみたり(厚切りのとんかつ肉が売っていないので)、色々挑戦してみました。
3ヶ月海外生活、しかも毎日バスケ漬け、という貴重な経験は、バスケ、僕自身の成長にとても大きく影響を与えたものとなりました。
その間にも、SNS等で応援して頂いたファミリーの皆様にも感謝しています。気持ちが落ち込む時期もありましたが、応援の声はとても励みになりました。本当にありがとうございました。
今は既に、サンロッカーズでの次のシーズンに向けて、この経験を活かして、チャレンジする気持ちになっています。
今年は少しずつでもプレイタイムを獲得して、より応援して頂ける選手になれるように頑張ります。
引き続き応援よろしくお願いします。
大森康瑛選手 Bリーグ初となるU22枠選手契約締結のお知らせ