MENU

サンロッカーズ渋谷

SUNROCKERS SHIBUYA

MENU
HOME > チーム・選手 > KOUEI OMORIのパース滞在記
 

KOUEI OMORIのパース滞在記


Bリーグとオーストラリア・NBL(National Basketball League)とのパートナーシップにより、5月からオーストラリア・パースでの活動に挑んでいる大森康瑛選手。
海外でのトレーニングや新しいバスケ文化の中で、彼が感じ、学び、戦っていること——
現地からクラブに届く“リアルなレポート”の一部を、ファンのみなさんにも特別に公開します!
渡航後の姿を想像しながら、ぜひご覧ください!
WEEK 1

KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 1

2025.05.23
最初の一週間は自炊や早朝の練習など慣れない環境でしたが、それでも、怪我なく、大きなトラブルもなく無事に終えることができました。
一週間の間で、様々なチームの様々なレベル感で練習したので、所属ごとに感想をまとめます。

(練習スケジュール 内容)
Perth Wildcats Academy
月 火 木 朝 6:00-08:00
月曜日は筋トレで、火曜日と木曜日は通常に練習。レベル感はU20に比べると高く、18歳前後の選手が中心だが、NBLoneに出ている選手もおり、身体能力も高め、練習はトランジション練習やスクリメージが中心で、オフェンスの決まり事は少ない印象。
トランジション3ポイントや速攻や、カッティングなどが新鮮でいい学びになっています。
一方でフィジカルはあまり強くなく、ディフェンスではかなりプレッシャーをかけることで、ボールを奪うこともできます。但し、アカデミーの公式戦には僕は出場できないらしく、非公式の練習試合には出場できるかもということなので、今後の試合機会に期待です。
 
U20 Warwick Senators
木 日(試合ない時のみ)2hour
レベルは一番低く、今年18歳になる歳の選手が主に中心となっているDivision2に配属されている。 Division1は今年19歳になる選手が中心らしいが、チームに空きがないらしく、まだ移動できていない。 練習は週一で、コーチはNBLOneの選手が兼任している。フィジカルもスピードも強度は高くないので、シュートセレクションや、ゲームの中でのシュート確率の向上を意識して参加しています。
 
Warwick Senators
火 木 18:00-20:30
18時から自主的にトレーニングがあり、19時ごろチーム練習が開始します。レベルは一番高いです。それでも、ディフェンスやオフェンスに決まり事は少なく、すぐにチーム練習に参加はできそうですが、シーズン途中に加え、リーグ首位であることもあって、最初の練習はあまり参加できず、2回目の練習はコミュニケーションをとって、かなり参加できるようになりました。シュート確率はまだまだですが、ある程度のインパクトは残せそうな感触です。ディフェンスはトップチームでも通用するので、積極的にアピールしていきたいと思っています。
 
今後に関しては、まずは、試合に出ることが重要と考えています。なるべく早く、Dリーグの試合に出て、NBL1のベンチにエントリーし、そして試合にも出て、結果を残すことが大事。そのために、Wildcatsと Warwickの体育館が使える時はシューティングなどもできるだけ行っていき、SCコーチともコネクションができたので、個別でトレーニングの回数も増やしてもらい、フィジカル強化にも努めていきたい。
WEEK 2

KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 2

2025.06.03
来週は初めての試合なので試合に向けてコンディションをあげていきたいと思っています。
今週は基本的には先週と同じ練習日程でした。トップチームのスクリメージは、自分から声を掛けて入って行かないと出番がない仕組みなのですが、今週は参加する時間がかなり増えて、オフェンスやディフェンスでも積極的にプレイすることが増えました。
また、もう一つの収穫は毎週3回のトレーニング機会を確保するようにコーチと相談できたことです。月水金に毎週筋トレができ、筋力や体重なども毎回測るので、進歩できるように頑張っていきます。
WEEK 3

KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 3

2025.06.10
今週から、U20の練習が一回増え、火曜日と木曜日の週2回が加わったことで、火曜日と木曜日が三部練になりました。
練習機会の面では、今週も先週に引き続き、週に3回の筋トレを行うことができ、ジャンプ力測定でも先週から数値が向上したことはよかった点です。
今週は、渡航後初めての試合となりましたが、前半は久しぶりの試合で固く、オフェンスとディフェンスともにもっとやれた感の否めない結果でした。試合の後半は少し落ち着きを取り戻せて、得点にも絡むことができました。試合動画をまだもらえていないので、正確なスタッツや出場時間は分かりませんが、8分程度の出場で4得点3リバウンド3ファウルでした。
まだまだ改善の余地はあり、もっと活躍することができると思うので、6月中にしっかりと結果を残して、7月までにトップチームに上がりたいと思います。
今週は、6/14(土)にDリーグの試合に出場予定ですので、前回から改善した内容で結果を残したい。
WEEK 4

KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 4

2025.06.17
こちらにきてからちょうど1ヶ月が経過しました。
バスケの面では、練習のスケジュールが比較的ルーティン化しました。最初の週に比べれば、練習やトレーニングの回数も倍以上になり、練習環境はかなり改善したと思います。週末には、オーストラリア2試合目の試合かつ、初めてのロードトリップ(片道600kmをみんなでバスで移動)があり、そこも含めてとても刺激的な週でした。

試合の内容としては、まだ試合動画が共有されていないので詳細に振り返りはできないのですが、初試合と比べると格段によくなり、出場時間も倍ほどになり、オフェンスやディフェンス面でもかなり結果が残せたと思います。
7時間以上の長時間のバス移動は新鮮ではあるものの疲労が溜まりましたが、ある程度の結果が出せてよかったです。
バスケ以外の生活面でもかなりこちらでの暮らしに慣れてきて、少し外食をしたり、買い物に行ったりすることができました。

現在の課題としては、Warwick Senatorsの練習について、今まで数人いた怪我人が復帰して人数が増えてきたこともあり、なかなか練習機会が少なく、アピールの機会が少ないことがあります。
これに関しては、できるだけチームメイトとコミュニケーションをとって交代してくれるように頼む声かけを増やすのと同時に、試合でしっかりと結果を出して、チームメイトとコーチに認めてもらうことが重要であると考えています。
WEEK 5

KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 5

2025.06.24
今週も先週と練習日程はあまり変わらず、金曜日にワークアウトを追加で一回行いました。
体の調子は膝も含めてなかなかよかったのですが、週末の試合はチームとしても個人としても悪い結果となってしまいました。
試合内容としては前半から少しずつ出場したものの、なかなかボールに触れる機会がありませんでした。試合が接戦になったこともあり、個人としてもシュート一本のみの無得点で、チームも負けてしまいました。
パスが来ない状況でも前回はまだ少ないチャンスを掴めたのですが、今回は更にチャンスが少なく、他のメンバーも昇格を狙う立場の中ではなかなか難しい状況です。
日頃の練習からのコミュニケーションや信頼の部分で頑張っているつもりではありますが、まだまだなのかと思い、とても悔しい気持ちでした。
現在Dleagueチームは9位で、8位までがプレーオフに行けるため、残り3試合を一つでも落とした場合、かなりプレーオフ出場が厳しくなります。
WEEK 6

KOUEI OMORIのパース滞在記 WEEK 6

2025.07.01
今週も先週から引き続き、週3回のトレーニングと週6回の練習、週3回のワークアウトをこなしました。
週末にはアウェーで試合があり、プレーオフ進出に向けての重要な一線を延長戦の末勝ち切ることができました。
個人としても、誕生日当日の試合で、得点やディフェンスである程度チームの勝利に貢献することができ、ミドルシュートを何本か決められたことは一つの収穫でした。
課題としてはスリーのアテンプトがなかったことなので、さらにスリーも積極的に打って結果を出したいと思います。
コート外では、誕生日に両親がPerthまできてくれたため、週末や練習後に、僕自身ほとんど初めてのPerth観光をすることができ、いいリフレッシュになりました。
Dリーグのレギュラーシーズンは残り2試合となり、プレーオフ進出に向けて負けられない試合が続くので、チームとしても個人としても良い結果が残せるように引き続き頑張っていきたいと思います。
大森康瑛選手 U22枠選手契約締結のお知らせ 
大森康瑛選手 Bリーグ初となるU22枠選手契約締結のお知らせ