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【イベントレポート】4/25(土)A千葉戦 サンロッカーズ×聖学院高校 特別演出

いつもサンロッカーズ渋谷を応援いただきましてありがとうございます。 

4月25日(土)に青山学院記念館にて開催されたアルティーリ千葉戦において、サンロッカーズ渋谷SDGsプロジェクト「S-Ring」の一環として、聖学院高校の皆さまと連携した特別演出を実施いたしました。 

本取り組みは、「応援の熱量を、街へのアクションへ」をテーマに、高校生からの提案をきっかけにスタートしたプロジェクトです。
 

始動 ― 高校生からの提案


本取り組みの始まりは、2025年8月12日(火)。 
聖学院高校の生徒たちから、サンロッカーズ渋谷へひとつの提案が届けられました。 

テーマは、「スポーツの熱狂を、街へのアクションへ変えること」。 

渋谷の街が抱える“無関心”という社会課題に対し、「応援」と「環境アクション」を掛け合わせた新たな観戦体験を提案いただきました。 

「黄色い応援ポリ袋 × スマホライト演出」 
試合前には、ポリ袋にライトを点灯したスマートフォンを入れて会場全体を黄色く照らし、ホームゲームならではの一体感を演出。さらに試合後には、そのポリ袋をごみの持ち帰りに活用することで、応援の熱量を街へのアクションへとつなげる――そんな高校生ならではの柔軟な発想でした。 

サンロッカーズ渋谷としても、“地域の無関心”はさまざまな社会課題につながる重要なテーマのひとつであると捉え、企画の実現に向けて前向きに検討を開始しました。 

※本提案は、SHIBUYA QWSで実施されている探究・共創プロジェクトにおいて、高校生たちが“スポーツと社会課題”をテーマに検討を重ねてきた内容をもとに生まれたものです。 

▶︎詳細はこちら
 
 
 
 

「S-Ring Weekend」での実施に向けて


企画は、サンロッカーズ渋谷独自のSDGsプロジェクト「S-Ring」の一環として進行しました。 
2025年12月13日(土)、14日(日)に開催予定だった千葉ジェッツ戦「S-Ring Weekend」での実施を目指し、社内の興行・演出担当、マーケティング担当と調整を進めました。 

検討を重ねる中で、「スポーツ観戦の楽しさ」と「社会課題へのアクション」を自然につなげる新たな取り組みとして、クラブ内でも本企画は前向きに受け止められていきました。 

パートナー企業との連携、そして実現に向けた調整


実施に向け、サンロッカーズ渋谷のパートナー企業である日本サニパック株式会社に協力を要請。 
2025年10月31日(金)には、日本サニパック、サンロッカーズ渋谷、聖学院高校関係者による打ち合わせを実施し、プロの意見を交え、ポリ袋のサイズや仕様について具体的な検討がスタートしました。 

しかし、オリジナルポリ袋の制作スケジュールを確認する中で、12月開催の「S-Ring Weekend」までの納品が難しいことが判明。実施時期は、2026年3月28日(土)の琉球戦へと延期されることとなりました。 
 
 
 

実現に向けた試行錯誤


2026年に入り、実際のデザイン制作が本格化。 
聖学院高校の校章データの受領やデザイン調整などを進める中で制作は難航し、3月の琉球戦での実施も困難な状況となりました。 

それでも、生徒たち、パートナー企業、クラブ関係者は諦めることなく調整を継続。 
4月25日(土)アルティーリ千葉戦での実施に向け、スケジュールや実施方法の再調整を重ね、会場視察などの準備を進めていきました。 

そして、デザインが完成しオリジナルポリ袋の納品が見えてきた4月初旬、3度目の困難が訪れます。 
中東情勢悪化の影響による副資材(インクなど溶剤関連)の調達遅延により、制作スケジュールの再調整が必要な状況となりました。 

 

「ド根性パッション」でたどり着いた開催当日


4月14日(火)、サンロッカーズ渋谷事務所に関係者が集まり、「最後まで諦めず、形にしよう」と改めて意思を確認しました。 

ポリ袋はオリジナル制作を断念し、既製品の中からイメージに近い黄色の袋を選定し発注。 
また、本来ポリ袋に直接印刷予定だったコラボロゴは、急遽ステッカーに変更し、手作業で貼り付ける対応へと切り替えました。 

イベント当日まで残された期間は約10日。 
サンロッカーズ渋谷は資材発注やデザイナーとの連携、ステッカー制作・発注、リリース準備を担当。 
聖学院高校の生徒たちは、納品物の受け取りやステッカー貼付、演出説明チラシの制作を行いました。 

4月25日(土)当日。開場直前まで、聖学院高校の生徒たち、試合運営ボランティアの皆さま、サンロッカーズ社員が協力しながら最終のチラシ封入作業を実施。 
そして15時20分、先行入場がスタートし、約8か月にわたり準備を重ねてきたプロジェクトがついに実現しました。 
 
 

当日の様子


開場後、聖学院高校バスケットボール部の生徒たちは来場者へのオリジナルポリ袋配布を担当。 
試合前にはコート上に登場し、演出方法を来場者へ直接説明しました。 

選手入場前には会場が暗転。 
来場者の皆さまのご協力により、場内にはやわらかな黄色の光が広がり、青山学院記念館全体が一体感に包まれました。 

応援の熱量を、街へのアクションへ。 
スポーツ観戦と社会課題への取り組みをつなぐ、新たな一歩となる実施となりました。 

当日の様子はサンロッカーズ渋谷公式Xでもご覧いただけます。
https://x.com/TokyoSunrockers/status/2067782993465549109?s=20 
 
 
 
 
 
 

“応援”を、街へのアクションへ


感動的でした。自分たちの些細な懸念から始まったプロジェクトが、こんなにも大きな舞台で実装されている光景は、言葉では言い表せませんでした。「高校生でも、訴えれば何かを変えられる。」そう本気で思えた経験でした。大きな壁や隔たりがあっても、お世話になった大好きな渋谷を胸に、何度も三人で、そして多くの聖学院生とバスケ部で共に乗り越えてきました。苦しいことも多かったですが、それ以上に、自分たちの想いを信じ続けた時間だったと思います。そして当日、4,000人もの人が、自分たちの作った応援袋を手にしていました。あの景色は、一生忘れることができません。自分たちの小さな一歩が、人を巻き込み、街の景色の一部になりました。その事実が、今でも胸を熱くさせています。 
サンロッカーズ渋谷の関係者の皆様、活動の機会をくださった渋谷QWSの皆様、支えてくださった先生方に、心より感謝申し上げます。 
(聖学院高等学校 臼井 森乃助) 

まず、このような貴重な機会をくださったサンロッカーズ渋谷の皆様やこれまで関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。プロジェクト開始から様々な困難がありながらも三人で乗り越え、プロの試合への導入を実現したことに大きな達成感を感じています。これからも私たちの思いを実現するため頑張って活動していきます。                                                             (聖学院高等学校 遠藤 快) 

3人で夜遅くまで電話をしながら話し合っていた時間や、渋谷QWSでお菓子を食べながら計画を進めていた時間は、本当に楽しくあっという間でした。1年近くかけて進めていたものが形になり実現したことはとても嬉しく思います。私1人では絶対に達成することはできませんでした。サンロッカーズ渋谷の関係者の方々、渋谷QWSの皆様はもちろん、袋制作を手伝ってくれた友達、そしてなによりチームメンバーには感謝しています。みんなが居たから最後まで走り抜けることができました。 
(聖学院高等学校 熊崎 隆之助) 

“渋谷”から広がる共創の学び


サンロッカーズ渋谷さんは、かねてより探究シブヤ未来科を通じて渋谷区の教育に力を貸してくださっていました。 
今回も高校生たちの熱い気持ちを受け止められて、実際の試合でこうした場を共創されたことが本当に素晴らしいと感じます。 

今回の取り組みを見て、みんなが楽しんでカッコよく、社会をより良くする方法があることを学びました。 
今後の渋谷区の教育においても大変参考になりました。 

胸が熱くなる本当にステキな取り組みでした。 
ありがとうございました!!
(渋谷区教育委員 平岩 国泰) 

スポーツを通じた新たなつながり

さまざまな事情により当初の予定どおりには進まない場面もありましたが、それでも諦めることなく、熱意を持って取り組みを進める学生の皆さんの姿勢から、私たちも多くのことを学ばせていただきました。
(日本サニパック株式会社)

今回の取り組みは、単なる演出企画ではなく、「スポーツを通じて社会課題へ向き合う」という高校生たちの想いからスタートしたプロジェクトでした。
約8か月にわたり準備を進める中では、スケジュール調整や制作面など、さまざまな壁にも直面しましたが、そのたびに生徒の皆さんが前向きにアイデアを出し、最後まで諦めることなく、まさに”ド根性”で動き続けてくれたことが非常に印象に残っています。
クラブとしても、高校生の柔軟な発想や行動力から多くの刺激をいただきました。
今回の取り組みを通じて、スポーツには「人を熱狂させる力」だけでなく、「人や地域をつなぐ力」があることを改めて実感しています。
(サンロッカーズ渋谷 エリアリレーション 地域連携・SR担当)

最後に

本取り組みの実施にあたり、多大なるご協力をいただいた聖学院高校の生徒・関係者の皆さま、そして日本サニパック株式会社の皆さまへ、心より御礼申し上げます。
S-Ringとは
「S-Ring」は、「社会を一つの輪に。」をコンセプトに、サンロッカーズ渋谷が推進するSDGs社会貢献プロジェクトです。クラブに関わるすべての人々と自治体、地域社会が手を取り合いながら、より良い社会の実現を目指して活動を続けています。
サンロッカーズ渋谷は引き続き、バスケットボールやさまざまなコンテンツを通じて、地域の子どもたちに体を動かす機会を提供し、地域の皆さまとの交流を大切にしながら「S-Ring」の活動を推進していきます。

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