
鉄壁対決に風穴を開けられるか
2025年に入り、中地区上位のA東京と三河から3勝を奪うなど幸先良いスタートを切ったサンロッカーズ渋谷。シーズン終盤戦に向けて一つも負けられない戦いが続く中、今節は群馬クレインサンダーズを約2ヶ月ぶりの青山学院記念館にて迎え撃つ。
サンロッカーズ渋谷の注目選手は#3 ハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニアだ。先日ホームで行われたシーホース三河戦ではプライドを持ったアグレッシブなディフェンスで会場を大いに盛り上げ、追い上げムードに火をつけた。群馬は古巣対戦という事もありよりハッスルしてくれる事であろう。ルーキーながらチームに活力をもたらすハーパーのディフェンスは必見だ。
対する群馬クレインサンダーズは#0 藤井祐眞に要注意だ。移籍1年目ながらここまで平均11.7得点を上げる活躍を見せており、昨シーズン広島でリーグタイトルを手にしたカイル・ミリングH Cのチームの中心選手となっている。オフェンス面だけでなくガス欠知らずの激しいディフェンスで攻守共にチームにエナジーをもたらす存在だ。
それぞれ平均失点数がリーグ最少2位(SR渋谷)と3位(群馬)であり、堅いディフェンスで我慢比べの時間帯が多くなることが予想される。渋谷の持ち前の高い集中力と遂行力で相手を抜きん出て勝利を掴みシーズン終盤戦に向けて弾みをつけたい。※1/24現在のデータとなります。