カイル・ベイリーHC 試合後コメント

HC

カイル・ベイリー

4月の13試合目で体力的にもメンタル的にも厳しい試合となったが、選手たちは40分間集中してくれた。
攻守ともに40分間は試合をコントロールしきれなかったが、タフな状況でも最後のポゼッションまで頑張った。
それだけに、このような形で負けてしまったことは残念だ。
2Qはアグレッシブに攻めたが、ファウルをアピールしすぎてしまった。
そこは気にせずに、自分たちのやるべきことをもっと遂行すべきだった。
アタックすることはよくできていたが、急ぎすぎて横浜BCのペースで戦い、ゾーンディフェンスに対して攻め切ることができずターンオーバーを犯し、そこからファストブレイクで21失点を喫してしまった。
イングリス選手にはなるべくタフショットを打たせてリバウンドを取り切ろうとしていたが、それでも確率よく31得点を決めたので見事だ。
それだけ得点力のある選手なので、想定の範囲内だった。

-最終節に向けて
最終節のA東京戦では強く激しく戦う。ホームで戦えることは大きなアドバンテージとなる。
自分たちがやってきたことを最大限表現し、良い形でシーズンを締めくくりたい。

トロイ・マーフィージュニア選手 試合後コメント

SG/SF

トロイ・マーフィージュニア

全体的にはいい試合ができ、最後のイングリス選手にもタフショットを打たせたが、見事に決められてしまった。
最後のシュートに関しては仕方ない部分もあるが、そこに至るまでの過程でバックカットを簡単に許したり、ターンオーバーなど細かい部分で負けてしまったと思う。

-ダイナミックなダンクシュートやキャリアハイとなる10リバウンドを記録したが
試合中は違うモードに入っていたので、自分でもあのようなダンクができるとは思っていなかったが、外国籍選手二人の上からダンクできて気持ちがよかった。
リバウンドの部分では田中選手もトラビス選手も欠いていたので、自分がステップアップしないといけないという使命感を持って戦った。

-ハーパー選手との切磋琢磨について
ハーパー選手とはとても仲が良く、彼の考えることも理解しているし、一緒に日本代表でも戦いたいと思っている。
自分は数字だけでは昨シーズンの方が良かったが、大きく成長できていると感じているし、同い年の選手同士でお互い高め合っていきたい。

ケビン・ジョーンズ選手 試合後コメント

PF

ケビン・ジョーンズ

両チームにとって非常にタフな試合となったが、あのようなクロスゲームでは細かなミスなく勝てるようにしなければならない。
相手のディフェンスを見ながら、どこにアドバンテージがあるかを見極めており、今日はペイントでミスマッチがあったので積極的に攻めた。
昨日、横浜BCが一度もやってこなかったゾーンディフェンスには苦しむ場面があった。
ホーキンソン選手もインサイドをアタックしてうまく順応してくれたが、チームとして慣れるのに時間がかかってしまった。

-トラビス選手を欠きビッグマンにとってタフな状況が続いているが
ホーキンソン選手とはよく会話をしていて、試合の状況の確認や、誰かがミスをしていたら「こうすべきだよね」という修正点をコミュニケーションをとるようにしている。
シーズンを通してチームメイトと会話はしているが、ここ最近はカイルHCがずっとハドルを組むことを強調してくれていて、そのためコミュニケーションの回数は必然的に増えてきた。
言い訳をせずに我々のバスケットをするだけだし、どのメンバーが出ても同じエナジーで戦うことを意識していてそれを体現できているので、引き続き一体感を持って戦っていく。

ハイライト

トロイ、ダブルダブルの活躍!|横浜ビー・コルセアーズ戦 第35節 4/27

GAME1と同じくリード・トラビス選手、田中大貴選手が欠場となったGAME2、
前半トロイ・マフィージュニア選手が高い身体能力を活かした2本のダンク含む16得点と躍動し、シーズンハイを更新。
だが横浜BCもインサイドを中心に得点を積み重ね1点差のクロスゲームの状況で終える。
ハーフタイム明けて3Q、キックアウトからのジョシュ・ホーキンソン選手の3Pなど3P4本が決まるが、 3Qも1点差で終了。
勝敗を分ける最終4Q、残り5分まで8点リードしていたが、横浜BCのイングリス選手にターンオーバーやファウルなどから得点を与えてしまい、残り2分で逆転を許す。
そして残り15秒1点ビハインドの状況で小島元基選手がファウルからのフリースロー2ショットを決めきり取り戻すが、残り5秒再びイングリス選手に決められ1点差のくやしい敗退となりました。

この試合トロイ・マーフィージュニア選手が19得点でシーズンハイ、10リバウンドのキャリアハイ、そしてキャリア初のダブル・ダブルを記録し、キャリア史上に残る活躍を見せました。