スタートは#2カディーム・ジャック、#7伊藤駿、#14大塚裕土、#24広瀬健太、#34RTグインと代表参加選手を含まずこれまでのラインナップ。オンザコートは2-1-1-2、対する#1川村卓也、#2高島一貴、#4ジェフリー・パーマー、#10ファイパプ月瑠、#13山田謙治となりオンザコートは1-2-1-2となった。渋谷ボールからスタート。#34グインの3Pシュートが見事に決まり、初得点となる。その後は互いにバスケットに向かっていくがどちらも流れを作れない。#0満原が連続で3Pシュートを決め、チームを活気づけるも、その後も変わらず20-24と4点のリードで終え、Bリーグ開幕初戦ともあって両チーム共に硬いスタートとなった。
#34 RTグイン
#0満原、#9ベンドラメ、#24広瀬、#33アイラ、#34グインの代表メンバーを加えたラインナップでスタート。#33アイラが開始早々ハッスルするし、3Pシュートを始め得点を決めていく。ディフェンスでもチームを鼓舞し、スティールから横浜のファウルを誘う。果敢にバスケットに向かい、アンドワンをきっちり決め、流れを引き寄せたように思えたが、その後は得点を伸ばすことができず、ついに2分を切ったところで逆転を許してしまう。しかしながら#0満原が意地を見せ、3Pシュートを決めると37-38となんとかリードを守り後半を迎える。
#0 満原優樹
後半も一進一退の攻防が続く。しかしながら超満員のファンを味方につけた横浜は#1川村、#13山田とを軸に会場と一体となり徐々に流れをつかんでいく。一方渋谷もキャプテン#24広瀬がディフェンス、オフェンスとチームを引っ張る。しかしながらファウルもかさみ、フリースローをきっちり決められるとこの53-52と追う形で最終クォーターへと突入する。
#7 伊藤駿
開始早々#2ジャック、#7伊藤と連続得点でまずは逆転を成功させる。#0満原、#33アイラ、#2ジャックとテンポよくパスでつなぎシュートが決まると徐々に渋谷はペースを掴み始める。キャプテン#7伊藤、#24広瀬が厳しいディフェンスで相手のミスを誘い、オフェンスのリズムを作る。この流れに乗り#24広瀬がカットインからファールを誘い、フリースローをきっちり決めると一気に勢いに乗り残り4分を切ったところで59-68と大きなリードを作る。横浜はゾーンを仕掛けてくるがしっかり対応し、得点を伸ばしていく。その後得点も許さずどんどん引き離していき63-81でBリーグ開幕初戦、勝利を納めた。
#24 広瀬健太
ヘッドコーチコメント
BT テーブス
今後の課題が見えた試合だった
まず勝ったことに関しては素直に嬉しいです。しかしながらゲームを通して我々の質はいいものではなくて、ゲームの出だしから4クォーター頭までディフェンスが機能しないままとなってしまいました。どのチームにも言えることですが新たな選手を迎えチームが変わり、また代表選手が取られてしまう中、彼らを含めてオフの間練習することがほぼできませんでした。システムが変わる、選手が変わるという中で、いきなりこのメンバーでやるというのは非常にきびしいと感じました。ディフェンスはでき機能しなかったものの、4クォーターの頭にチームの可能性を見出すこともできました。ディフェンスをするようになり、走ることができるようになった、ハーフコートでも一人に任せて孤立させていたがうまくボールを回すことができるようになったのは本当に良かったです。ディてフェンスに関しては評価できないが、このゲームで得たことを糧に、強いチームになっていきたいと思います。